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2012年 04月 30日
オスロ市、「食品廃棄物」燃料でバス運行、135台分生産へ
2012年4月4日付「日刊温暖化新聞」の情報によると、 来年2013年、ノルウェーのオスロ市では「食品廃棄物」をバイオガスにして市バス135台が運行される。 「同市ではすでに、市の下水処理場から排出される汚泥から作ったバイオガスを市バス65台の燃料として使用している(注:左写真、Photo: Stor-Oslo Lokaltrafikk、「オスロの市バスが屎尿を動力燃料に」参照)が、現在、新たに食品廃棄物からバイオガスを生産するプラントを建設中である。そのプラントが完成すれば年間5万トンの食品廃棄物の処理が可能で、ディーゼル燃料400万リットル分(市バス135台分)に相当する燃料を生産する予定である。また、バイオガス処理工程から出る残さが栄養豊富な農業用バイオ肥料となることから、中規模農業生産者およそ100件分の肥料も生産する。 同市の廃棄物エネルギー化局(Oslo Municipality Waste-to-Energy Agency)のプラントマネジャーAnna-Karin Eriksson氏は「バイオガス利用によって、公共交通機関からの排出量を削減でき、それはつまり大気粉塵も減らすことであるため、オスロの大気質が改善される。また、バイオガス燃料バスは静かと説明している」。 ノルウェーのオスロ市は、環境面で持続可能な世界有数の首都を目指している。オスロ市には廃棄物エネルギー化局がある。川崎には日本有数が技術があるが、国家戦略や組織の面で大きな差がついているようだ。 都市には屎尿という無尽蔵の資源がある。そこに注目したい。 バイオガス利用のバス運行を取材し、ホームページの記事にしようと調べてきたが、ノルウェーの先進事例をみてその違いを見せつけられた思いだ。 日本では排油回収利用によるバス運行が各地で行われている。川崎でも市民の手によって昨年バイオディーゼル燃料製造器が導入された。 ■ 川崎のバイオディーゼル燃料製造器 昨年11月、NPO法人「川崎市民石けんぷらんと」が排油を利用したバイオディーゼル燃料の製造器を導入した。 同ぶらんとでは市民の力で2010年度は「約7万リットルの排油油回収、4万リットル余を石けんにした。残りの使い道がトラックの燃料にすることにした」そうだ。 導入した燃料製造器は、トラック1ヶ月分の燃料にあたりる約200リットルを1週間で作れる。 ↑ ブラント概要図 ↑ 平成23年度「磨けば光る多摩事業」のひとつ「家庭からのてんぷら油の回収事業」から 「てんぶら油で走るエコバス試乗会 2011.11.12 川崎市多摩区緑化カセンターまつりにて
by k_cube
| 2012-04-30 23:16
| 環境問題
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