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2011年 06月 20日
![]() 環境問題シリーズ2として、『「ノーマイカーデー」をお得に楽しもう』と題して、自家用車の利用と環境問題を取り上げた。 2011年4月に国立環境研究所が発表した「家庭からの二酸化排出量」だ。詳しくは当会ホームページを参照いただきたい。(実際の図は全国地球温暖化防止活動センターの「すぐ使える図表」を引用) この問題を取り上げた利用は2点。 ひとつはいくらモラルに訴えるようなキャンペーンをしても劇的な効果は薄い。1992年のリオの地球サミットから来年で年目を迎える。以来、Think globally, act locally地球的視野で考え、身近なところから取り組む)の合言葉で、世界中で様々な環境への取組みが行われたが、未だに解決策は見出されいない。なぜだろうか? 効果的なルールや、環境に取り組むことがお得になるような仕組みがないからだと、考える。 もうひとつはCO2削減といから訴えても、家庭排出量の32.5%を占める自家用車の利用削減がなければ、大きく削減にはならないことだ。 私達は車が悪だと考えているわけではない。たまにはドライブを楽しむのもいいだろう。でも、公共交通や自転車を大事にして、ならべく車に頼らない社会を目指したいと考えている。皆さんのご意見やご感想をお願いしたい。 --------------------------------------------------------------- 社会の変革、反対だけではならず 原発反対! 車社会反対! ごもっとものことである。しかし、それだけでは今の社会はなかなか変革できないのではないか。 神奈川新聞2011年6月20日付、「行動すれば 変わる」と題してソフトエネルギープロジェクト理事長の佐藤一子さんのインタビュー記事があった。 『もう一つの気掛かりは、石原慎太郎知事がぶち上げて話題となった清涼飲料水の自動販売機の営業規制のような、急激な方向転換。あつれきやひずみを無視して事をなし、それで本当によいか』 (注:著者は全国で原発1基分の電力を使用している自動販売機の一定規制には賛成。ここでは例えとして掲げた) 『SEP(ソフトエネルギープロジェクト)発足前に出席した国際会議で向けられた言葉を、今も胸に留める。「反対するには簡単だが、失業者をどうするのか。たとえNGOであっても、解決策を提案すべきではないか」― 「『脱原発』に向かうには相当の覚悟がいる」と話すなど、自らを「現実主義」と評す原点の一つはここにあるのだという』。 例えば、国内原子力市場規模は、原子力産業年間約2兆円(電力会社からメーカーやゼネコンへ)、原子力関係予算年間約4500億円(国から原発のある自治体や外郭団体へ)、原子力従事者約4万5千人(電力会社以外で74%)。「週間ダイヤンモンド2011年5月21日号 「1基100年! 原発に群がる人・企業」特集号より 自動車となると、研究開発費だけでも1兆7899億円(全主要製造業の17.8%)、自動車産業の設備投資額8670億円(主要製造業全体の22.9%)、自動車販売やサービスを含めて日本のGDP(国内総生産)の2割以上を占める。「2009年8月24日発行自動車ビジネスに未来はあるか?」より(最新データは若干違うかもいれない) かつての貧しい日本へ戻るわけにもいかないだろう。 新しい産業を起こし、安全・安心で幸福な持続可能な社会を目指したい。それには皆で今の産業構造を考えてみる必要もあるだろう。
by k_cube
| 2011-06-20 22:33
| 環境問題
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