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2010年 06月 13日
「自らの足を自らの力で」との川崎市の施策に夢を!
![]() と題し当会ホームページにその報告を掲載した。 この3度目の挑戦も楽観視できない。果して川崎市発のコミュニティバスの本格運行はなるのだろうか? ホームページはあくまでも視察レポートとして発表した。更に、関連の記事や資料を添付している。 詳細は当会のホームページをご覧いただくことにして私見を述べさせていただきたい。 1.「自らの足を自らのの力で」という川崎市の施策 これは必ずしも間違った施策ではないと考える。例えば、公園を市民によって管理してもらうという市の施策は、業者に任せるより効果的で、自分達の公園を管理する自治意識が芽生えると思う。 公共交通において川崎市まちづくり局計画部交通計画課は同課のホームページで『「地域交通の手引き」及び「コミュニティ交通導入の支援」について』と題し、「地域のみなさんが主体となり、市や事業者と協力して、その地域に合った身近な交通手段(コミュニティーバス、乗合タクシーなど)の導入を検討するための手引書」を作成して自力運行を促している。 しかし、本ページにあるように通常運行では黒字化が困難だからこそのコミュニティバスだ。 2.弱者に目を向けるのが政治 市は運行費用を月額60万円と計画を立てた。試行運行で黒字の見込みがないがないと本格運行につながらない。この高石地区を歩いて廻ると、車の駐車場が目立つ。戸建て小さな住宅もまずは駐車場のスペースを考えて家を設計しているようだ。中には駐車場の上にある家も見られた。こんな中で試行運行バス利用が促進されるとは思えない。しかし、お年寄りや運転のできない人びとといった交通弱者に対する対策が必要だ。そうした人びとに目を向けるのが政治ではないか。 3.長期的に考える交通政策 国土交通省の交通基本法の中間整理に『くるまを使える者と使えない者の間に大きな格差ができてしまいました。このような「交通の格差社会」の進展は、これからのわが国に深刻な影響を及ぼすおそれがあります。今、日本人の5人に1人は65歳以上の高齢者ですが、5年後には4人に1人、25年後には3人に1人を超えると見込まれています。このままでは多くの方々が社会参加の機会を制約され、活力のない暗い社会に向かってしまうのではないでしょうか』」とあるように、未来の社会を考えながら、縦割り予算ではなく、環境や福祉予算からも出すような施策を望む。 4.先例を作り市民に希望を 川崎のいろいろな地区でコミニティバスの取組がある。しかし、、野川南台の団体(「野川南台コミュニティバス『みらい』運行開始!」参照)が唯一自主運行しているだけで、未だに未本格運行している地域はない。多少赤字になっても一定額上限付の補助金を出して本格運行を敢行して、がんばる地域市民に夢を与えるのも政治ではないだろうか。 ![]() ![]() 走れ、走れ! 山ゆり号
by k_cube
| 2010-06-13 00:46
| コミニティバス
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